放送番組審議会
平成28年度 第2回放送番組審議会議事録
日 時平成29年2月6日(月)午前10時00分
場 所あづみ野テレビ(株)第一会議室
審議会委員 牛山 純氏、勝野 公貴氏、猿田 孝江氏、青木 忠孝氏
野口 武史氏、小野 雅生氏、矢澤 義彰 計7名
出席社員事務局 狩野 慎治、淺川 和也、織部 夏子
番組担当者 田村 有葵子


あづみ野テレビの現状について
voice開局29周年、加入者の高齢化、娯楽の多様化によるテレビ離れにより事業環境は厳しくなっている。また、通信と放送の融合によりOTT事業者という新たな競合を生み出している。タブレットなどのスマートデバイスの普及により、放送している物を見るのではなく、見たい時に見たい物を見たい場所で見るということができるようになったことも要因の一つだ。放送業界はめまぐるしい激動の渦中にある。2011年のアナログからデジタルへの移行は過去の話となり、2020年の東京五輪に向けて4K放送の技術の進化など更なる高みを目指している。
voice2018年、高度BS放送が予定されている。当社としても、加入者の皆様にどのように提供していけるかを深く検討していく。また、ネットを始めとする電気通信事業において、家庭における通信端末の主役の座が、PCからスマートデバイスに変わってきた。その利用環境は家族から個人へ、そして、場所を選ばない無線環境が当たり前になってきた。このような通信端末の変化、すべての家電のネットワーク化は今後一層進んでいくと考えられ、当社も急いで取り組んでいく。
voice事業環境としては、電話事業において当社が競争的優位であったスマートバリューなどの特典が競合先でも可能となり(ドコモ光など)、平成28年においてはこの影響によるケーブルプラス電話の解約も増加傾向になった。KDDIと協力関係を深め、早急な対策を講じていく。
voice大きな出来事では、安曇野市行政ネットワークで、マイナンバー導入により一層のセキュリティー強化が求められた。結果として、安曇野市のみならず、長野県内の市町村はすべてシステムを統一することとなった。平成13年のネット事業開始以来、安曇野市のネットワーク創設、保守に至るまで関係してきた我が社にとって、この影響は来年度以降大きく及ぶという考えだ。このことによる収益の減少をより一層の営業活動により挽回していかなければならない。
voice設備面では関連施設の老朽化が進んできている。サービスの安定運用をしていくためにはこれらの適切な更新が必要不可欠である。伝送路設備の光ファイバー化も検討していかなければならない。
voice新たな試みとしては平成29年9月からの池田町・松川村でのエリア拡大事業がある。このKDDIとの共同事業は全国初である。先駆者としての責任も同時に担って事業を成功に導いていく必要がある。培ってきた経験はもとよりお客様の欲求・要求に見合う商品やサービスを適切な価格・適切なタイミング・適切な数量で提供することを第一とし、既存エリアを含め池田・松川へと、より能率的な営業展開を図り、「作ったものを売る・制作したものを見てもらう」という考えではなく、「売れるものを作る・見てもらえるものを制作する」このような意識で社員一丸となってこの状況を乗り切っていきたい。


今後の自主放送番組の取り組みについて
voice「まとめもり」はこれまで、年末年始に2時間枠で放送していた番組である。平成28年4月から、2週間に一度の更新で放送するようになった。6月からは「あづみノート」が放送開始、有識者を呼んでトークしてもらう番組である。
voiceまた同月には、第98回全国高等学校野球選手権長野大会の組み合わせ抽選会が行われた。一昨年まではテレビ松本がやっていたが場所がスイス村に移動になったということもあり、当社放送主体局ということで県内に配信した。その後開幕した高校野球では、北は日本ウェルネス高校、南は岡谷南高校までを放送対象とし、その他県内私立はすべての試合を放送した。対象校は計26校となり、その結果、生中継は11本、録画放送では64本放送という実績となった。県内のCATVの中では、NO.1の放送本数となり、多方面から高く評価いただいた。
voice9月は春季北信越高校野球中信予選会を今年から生中継で放送し、第69回全国バレーボール高等学校選手権大会中信地区予選会の試合も収録形式で放送した。また、9月には穂高神社で行われるお船祭りを初めて生中継、10月には春季北信越高校野球県大会と長野県が舞台ということで放送。10月の中学硬式野球あづみ野テレビカップは第一回目の開催である。その試合を収録放送した。
voiceまた、11月には小学校4年生が平和や人権について考える安曇野市人権・平和特別授業〜kizuki〜を安曇野市の依頼で収録・放送した。12月には穂高神社で年越し生中継を行い、1月の安曇野市・松本市成人式では今年から安曇野市に関しては生中継、松本市は収録で放送を行った。
voiceまた、松本山雅FCの新体制発表会はテレビ松本と当社初の共同制作で制作し放送。 今後(番組審議会は平成28年2月6日に開催)は2月にあるぷすタウン(県内小学生を対象に職業体験のブースを開く催し)にブースをテレビ局として開き、収録対応を行う。2月25日には安曇野警察主催のイベント地域ふれあいフェスティバル〜撲滅!!特殊詐欺〜を生中継、収録対応を行う。3月のあづみ野テレビ感謝祭では10時〜16時まで6時間生中継を行う。
voiceエリア拡大については4月1日からニュース取材・議会中継・番組収録・特集の収録を行う。情報カメラも適宜設置していきたい。


「まとめもり」に対するご意見ご要望について
voice 梓川地区在住の為、松本市の行政チャンネルをよく見る。市議会は放送しないのか。梓川では見られないのか。
voice 放送している。3月、6月、12月と一般質問を3日間終日放送していて全エリアで視聴可能。
voice エリア拡大による放送枠の増加にはどのように対処していくのか。
voice 再放送回数を減らすなど、そういった点も含めて検討中である。より多くのものを伝えていけたら良いと思う。
voice 見てもらえるものを制作するということで、何らかの手法でニーズや視聴率などを見極めていくことが必要。地元密着で地元のニーズを汲み取った自主制作番組を作っていけるかがこれからの課題。
voice 梓川地区の映像が流れて親近感がわいた。社長もこれだけコメントをするのには相当勉強をされているのではないか。自分の住んでいる地域が映像で流れると嬉しい。新聞にはない強みである。
voice 1月初旬の伝統的な事柄に関してのニュースが多く、上手にまとまっていた。野球に力を入れているようだが学生は他にも頑張っているので、ほかのスポーツも取り上げてほしいが中継録画がスポーツに偏ってしまう。活字離れも問題になっているので活字に親しめる企画もあったら良い。
voice 地域でこんなことも行われていたのかという新しい発見があった。今後(エリア拡大に伴い)イベントが多くなるが、ステージ発表が多くなりどうやって編集するのか。また量が多くなってきたときの取捨選択はどうするのか。とにかく地元が多いと良い。
voice 「まとめもり」の振り返り期間を1年間や10年間にしたりするともっと価値が上がるのではと思う。1時間の番組で、途中ワイプを設けて工夫もしているが単調である。番組の長さなど検討してみてはどうか。また最初にニュースのラインナップを見せたり途中見出しをつけるなどしたら、視聴者にお年寄りも多いので良いのではないか。インタビューでの説明は、耳に入ってきやすかった。メモリーをまとめたので「まとめもり」なんだろうが、そういった説明もあったら尚良い。
voice スーパーが少ないと思う。また、オープニング・エンディングのスタジオコメント時間が長い。コメントと映像が合っていないときがある。スタジオバックが暗いのでもう少し明るいものが良い。
voice 画面全体でのピクチャーインピクチャーでないので見づらいと感じる。色使いは改善して欲しい。
voice 地元だから地元の情報を入れながらで良い番組だが、ずっと社長プラスMCでこのままいくのか、地域の有識者などをゲストに迎える機会などを作ることもあると面白いかもしれない。

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その他
voice いい番組だと思うが、「まとめもり」がどういう番組なのかということをもっといろいろな媒体で知らせた方が良い。たとえば他の番組で流したり地元の新聞に載せたり。加入者に対してアンケートをとったり、チャンネルガイドに郵送できるような形でアンケートを掲載したりするなどしても良い。
voice スポーツ中継においての実況アナウンスは、技術をもう少し勉強して欲しい。
voice FM放送が受信しにくい状況にある。安曇野市の状況が入りにくい状況にある。1日に1回、みんなが見るような時間、5分でもいいので、昔無線でやっていたようなことをやってみたら良い。「あづみ野テレビを何時何分に見れば、こんな情報がわかる」みたいな、一息ついているときに流れる定期的な情報が欲しい。
voice あづみ野テレビのブランドを高めるために、契約していたら何かが割引になるカードなどあったら良い。加入者カードを作ってそれを出すことによって得があると良い。

以上